軍師流手の書

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懐かしい漫画の話【フィフティーン・ラブ】

 【目次】

 

挨拶とはじめに

 こんばんは、流手と申します。

 

 今回は子供の頃に読んだ漫画の話をしたいと思います。気になるタイトルは『フィフティーン・ラブ』という、まぁタイトルからなんとなく連想されているのではないかと思いますが、その通りでテニス漫画です。

 懐かしいので読み返したいところではあるのですが、実家においてあり手元にない状態ですので記憶を辿りながら書いていきたいと思います。

 

フィフティーン・ラブ

概要

 私がこの漫画を知ったのはそこそこ大きくなった頃である。例えばテニス漫画でいえば『テニスの王子様』が登場し、バリバリ流行っていた時期であるといえばいいのだろうか。

 

テニスの王子様 1 (ジャンプコミックスDIGITAL)

テニスの王子様 1 (ジャンプコミックスDIGITAL)

 

  今でも『まだまだだね』というフレーズを聞けばピクリと反応してしまう人も多いものと思うが、少し気になるといえば……まだ完結してないですよね?

 余談ではあるが、私が小学生の時に連載が始まったこともあり、始めの頃は彼らがとても大人びて見えたものだが、いかんせん大人になった今見てもまだ先輩のような気分で見てしまう。本当に中学生か?

 また、スマッシュヒットというゲームは当時かなり遊んだ記憶があります。当時のお気に入りは鳳長太郎

 

 と、ひとまず『テニスの王子様』の話は置いておいて、今回は『フィフティーン・ラブ』の話をしたい。

 

フィフティーン・ラブ 1巻

フィフティーン・ラブ 1巻

 

  絵柄を見てもらえれば察してもらえることと思うが、そう、この漫画はそこそこ古い。古くさいと悪く言っているのでは決してない。要は少し昭和っぽい香りがある。それもそのはず、この漫画は私の叔父さん世代の漫画であるからだ。……いや、まぁ叔父さんがどのタイミングで読んでいたのかは知らないわけであるが。おそらく、少年の頃に読んでいたのではないかということにしておきたい。ともかく、私はこの漫画を叔父から貰ったのである。

 ……えーい、やはり気になったので調べたところ1984年から1986年に連載していたようです。ちなみに、『週刊少年マガジン』ですね。というか1984年ということはそこそこ大人ですわ。よって少年時代に読んでいた説はなし。私が大人になってから『ベイビーステップ』を読んでいた感じに近いか。

 

あらすじ

 陸上部である松本広海が訳あってテニス部の練習試合に参加することになり、その試合で全国上位のプレイヤーである九童と対戦する。結果としてほぼ手も足も出ずに敗北を喫するのだが、この一戦が転機となり、広海はテニスへと転向することを決心する。

 その後、再び九童と再戦し、善戦を尽くすも敗北。そんな中、その試合を見物していたモーリスコーチにスカウトされることとなり、単身渡米することから物語は加速していく。

 

主要人物

松本広海

 本作の主人公。通称ヒロ。持ち前の俊足とパワーのあるフォアハンドを武器に『キャノン・ボーイ』と呼ばれる。確か三人の姉がいた気がします。

 

デビー・コステン

  ヒロミのライバルポジションの人。『野生の黒豹』と呼ばれる左利きのネットプレイヤー。戦いを通じてヒロミとの絆が強まっていくが……?

 

リチャード・ウルフ

  強烈なトップスピンを操る『マダラ狼』。通称リック。ヒロミにとって親友というか、お兄さん的な立ち位置の人物。インディアンの血を引いているらしい。

 

ロビン・ザンダー

  根っからの『天才』プレイヤー。デビーに続き、作中で大分キャラクターが変わった一人であるかもしれない。

 

ビリー・ジャクソン

 『アメリカの荒鷲』『アメリカン・ドリーム』『歩く星条旗』等の沢山の異名を持つ不動のNo.2プレイヤー。テニスの上手さは誰しもが認めるが、悲しいかなプレッシャーに弱い。デビーの兄貴分。

 

ロリアーナ・バイスフロク

 本作のヒロインであり、『チェコの妖精』。通称ロリ。

 

フィッツ・ロイ

  頂点に君臨するランキングNo.1プレイヤー。『黄金の鷹』『アルゼンチンの巨峰』の異名を持つ。第六感を持っていたり、裸足になってみたりとなかなか地味に凄く強い。

 

感想

 テニプリで訓練されているせいか、いえ、普通にリアル路線のテニス漫画です。強烈なフォアハンドやスピン等があっても『波動球』ほどの威力はない感じ。もちろん、五感を失うような技もないし、血だらけになるようなことも全くない。

 ライバルの登場ペアの故障友達の妹の事故死天才の崩壊。要所要所で苛烈な状況が描かれることがあり、気が付けば真剣になる場面もしばしば。

 今もなんとなく印象に残っているシーンは、天才のロビンが慣れぬ練習をすることによりスランプに陥ってしまうという場面。翼が折れたような一コマが強烈な印象を与えていました。また、デビー・コステンのウィンブルドン戦後の観客席での流れ。スタッフと少し言葉を交わす彼から放たれる哀愁には心を打たれました。そもそも、各キャラクターの心情がよく表現されている作品ですので、そういった描写が多々あります。

 

 作者としては塀内真人名義であるが、現在は塀内夏子名義で活動をされているようです。今作は少年マガジン連載でしたが、作者自身は元々少女漫画の系統でデビューしている様子。電子書籍化も進んでいるようであれば、他の作品も読んでみたいなと思いました。

 

 フィフティーン・ラブ

フィフティーン・ラブ 1巻

フィフティーン・ラブ 1巻

 

 全11巻です。

 夢中になること必至の一作品でしょう。

 

 

懐かしい漫画の話【BAMBOO BLADE】

【目次】

 

挨拶とはじめに

 こんばんは、流手と申します。

 

 先日実家へと行った時のことです。子供達が騒がしく遊んでいる中、ふと本棚が気になりました。この本棚というのは、主に私の兄の自室から不要になった漫画、DVD、Blu-ray、ゲーム等を移動させる場所なのですね。定期的に断捨離……とはいかずとも、自室から共用スペースへと物を移動させるという習慣のようなものかもしれません。

 そこで、ある懐かしい漫画の存在に気が付きましたので、少しその話をしたいと思います。

 

バンブーブレードとは

 早速ですが、その漫画とは『BAMBOO BLADE』というものになります。アニメ化もされており、『バンブーブレード』という日本語タイトルとなっていますね。御存じの方も沢山いることかと思います。

 

 BAMBOOは竹を意味し、BLADEは刃や剣を意味するそう。翻訳に書けてみたところ、『竹刃』。あぁ……竹刀っちゅうわけではないのか。ちなみに、竹刀だと『A BAMBOO SWORD』になるのでしょうか。劇中に登場する『超剣戦隊ブレードブレイバー』とかが関連するのかもしれませんね。……となると、『竹剣』。なるほど、竹刀をそうだといっているのではなく、そう見立てているということですか。

 

 

 電子書籍化もされておりますね。全14巻。

 

 とある高校の剣道部を中心に繰り広げられるほのぼの系スポーツ漫画です。一応、主人公は剣道部の顧問である石田虎侍25歳。

 

  詳しくはあらすじの項を参照頂きたい。

 

 姉妹作として、『BAMBOO BLADE B』と『BAMBOO BLADE C』、そして『BAMBOO BLADE D』というものがあるらしいです。私は先ほど知ることとなりました。

 

  『BAMBOO BLADE B』はラブコメ色が強いとのこと。

 

 『BAMBOO BLADE B』 はスポーツ寄りであるそうで、最後となる『BAMBOO BLADE D』についてはコメディ路線であるようです。

 

 私はBもCもDも未読である為、この辺りはなんとも言えず。この辺りは電子書籍でも購入出来るのでフラフラっとポチってしまうかもしれませんね。その時は感想でも一筆入れておくようにします。

 

連載期間

 さて、その連載期間についてですが、2004年からから2010年頃までヤングガンガンにて連載されていたようです。

 いまや既に2020年、月日が経つのは早いものです。また、アニメのほうも、2007年から2008年に全26話にて放送されています。後半はオリジナルストーリーでした。

 

  私はアニメから漫画へと入りました。どちらもオススメです。

 

 当時、「あー、部活もいいかもしれんなぁ」と日常系の良さを感じたような、そんな作品です。

 

 少し余談となりますが、同じようなタイミングで『仮面のメイドガイ』を観ていたような気もします。残念ながらリアルタイムであったかまでは覚えていないのですが。

 奇しくもこちらも剣道部なんですね。当時剣道部ブームでもあったのかしら。

 

仮面のメイドガイ DVD_SET1

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  • 発売日: 2013/01/23
  • メディア: DVD
 

 

 気になる方は是非とも手にとって頂きたい。

 

あらすじ

 それでは、少しあらすじを紹介しておくことにします。

 

室江高校の剣道部顧問、「コジロー」こと石田虎侍は、愛車購入のためにかけたローンの支払いで、その日の食事にも困る貧乏生活の日々を送っていた。そんなある日、高校時代の先輩であり、同様に剣道の指導者となっていた石橋賢三郎から「自分が顧問を務めている町戸高校の剣道部に勝てたら、実家の寿司屋で1年間食べ放題」という条件で、女子剣道部の対外試合を持ちかけられる。条件に目がくらみ即諾したコジローだが、現在ほとんどの部員が受験引退もしくは幽霊部員と化している室江高校剣道部は、事実上の部員が部長の千葉紀梨乃ただ1人という有様で、5対5の練習試合をするには頭数がまったく足りなかった。

コジローは翌日から早速、5名の女子部員を揃えようとアテを探していたところ、ある女生徒が竹ぼうきで難無く複数のボール(と教頭)を打ち返すのを目撃。何としてでもその女生徒を剣道部に入部させようと試みる。

 

 結局、Wikipediaからの参照です。面目ない。

 

 要は剣道部再建の為に部員集めに奔走し、集まった個性的な仲間達と切磋琢磨し合うような青春ストーリーです。また、試合となれば、息を飲むような展開も多々ありますので、緩急があるというのでしょうか。全巻勢いで読んでしまえるような印象ですね。それに、気持ちを汲み取るようなシーンも多々ありますので感情移入も問題なく出来るかと思います。読者が置いていかれるようなことはないかとは思いますが、あくまで私個人の視点からです。

 大人の目線で見ればまた一味違うかもしれませんね。

 

主要人物

  • 石田 虎侍 …… 主人公
  • 川添 珠姫 …… 正義感が強い
  • 千葉 紀梨乃 …… 部長
  • 宮崎 都 …… ピンクとブラック

 

 ひとまず四人ほど挙げておきますが、詳しくは作品をご覧になられるほうがよろしいかと思います。ネタバレになってもしまってもいけませんものね。

 

 まとめ

 そういえば、今唐突に思い出しました。『あんこ入り☆パスタライス』というキーワードを聞いたことがある人も多いのではないでしょうか。一昔前にニコニコ動画でよく見かけたあの歌です。あれがアニメのエンディングテーマとして流れていたのでした。

 なんだか凄くスッキリしました。心のどこかでずっとこれを言いたかったのかもしれない。それでこんな記事を書いてしまったのかもしれない。